感動

フランスの画家 ミレーの言葉に「他人を感動させようとするなら、まず自分が感動しなければならない。そうでなければ、いかに巧みな作品でも決して生命ではない」がある。

本物の感動を探し求めて動き回らなくてもいい。自分自身の感性を研ぎ澄ませていればいい。いわゆる人生を豊かにするために欠かせないものは鋭敏な触覚。これこそが活き活きとした日々を送る能力を高めてくれる。いつでも眼に見えたものをそのまま受けとめるのではなく、感性のアンテナを立てて発見や驚きをキャッチしていこう。自分が感じているままに素直に楽しむことが大切になる。

だからこそ、好奇心を掻き立てていく。感性を活発に動かすためには必要不可欠。とは言え、好奇心を持つと言っても、なかなかイメージが湧きにくかったりする。ならば、毎日何かを知ることから始めよう。さまざまな知識が増えれば、視野に入ってくる情報が増えて、味わいの深みも増し豊かになってくる。簡単なことでいいからこつこつと積み重ねて、積極的に新鮮なものとの出会いを求めよう。