知を求めて

天文学者 コペルニクスが残した「自分が何を知っているのかを知っていることを知り、自分が何を知らないのかを知っていないということを知ること。それこそが真の知識です」という名言がある。
いつの時代も世の中は変化していくもの。常に何かが生まれて新しくなる運命にある。だから、自分の見識に過信してはいけない。例えよく知っていることでも、もしかすると、この考え方は古くなったかもしれない、または、より善いものがあるかもしれないと思って、広い見地に立ってから見つめ直すことが大切になる。
ただし、自分の見識に固執しないということは、自分で判断しないや考えないことではない。これまで身に付いていることを、これでいいのかと疑問を持つこと。既に自分がわかっていることと、今の自分がわからないことを確かめていく。頭を柔らかくして、基礎能力を学び直す。どこまでも謙虚な姿勢で取り組んで、無限の可能性を楽しめる人生にしていくのだ。