七転び八起きとは多くの失敗にもめげず、そのたびに奮起して立ち直ること。
このことわざは今年の母校サッカー部にふさわしい言葉だと思う。
何度敗れたとしても、「なにくそ」とあきらめい気持ちがあった。
勝つことへのこだわりや執念は一度たりとも途絶えることはなかった。
一直線にうまくいくことはなかったが、最後の最後に努力が実った。
他の人がなんていうのかはわからないが、私の中では全国大会出場や
県大会で勝ったと同じくらいの素晴らしい価値があったと感じている。
なぜなら繰り返しあった洗礼にも負けずにそのたびにメラメラと燃え上がって、
ぐっと精神的にも肉体的にも成長できたからこそ、あのPK戦が勝てたのだ。
こんなにもタフになった選手たちに誇りに思う。生きる力がある若者たちだ。