余白

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昨日の午後、急用で広島市へ。滞在した約2時間の内、半分は移動に費やす。往復の新幹線と合わせると本当に弾丸だった。それでも路面電車の中での人間観察を面白かった。乗り合わせた人たちの、ちょっとした仕草や微妙な表情。そんな一瞬しか表れない個性を発見して、勝手にこういう人ではないかと想像する。いや、正確には妄想かもしれないが、絵画作品を鑑賞する時のように、小さな破片を手掛かりにして、全体像をイメージするのは楽しい。ちなみに私はジッとではなく、チラッとしか見ない派だ。なぜなら情報量が満たされると想像しなくてもわかってくる。足らないからこそ、あれこれ考えられる。心とは見えないもの。だから感じるしかない。人生も創作も余白にある世界を楽しもう!

■ギャラリーナカノ40周年記念 四〇よいまる展 日時 2018年3月16月~4月1日(日) 11:00-19:00 水曜定休日(3月21日、28日) 出展者 臼杵万理実 亀井勤 亀井千尋 佐藤文恵 柴田瑛代 佐々木範子 冨永嘉子 中野寿子 広川隆 村上真実 吉田朱里