ジョーク「ナベツネの耳は・・・」

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むかしむかしある国にナベツネという、それはそれは黄金の巨人が好きな王様がいました。
ある時、この王様はテレビの放映権などの高額な利権を使って、
すべてが意のままになる魔法の力『自分が触れるものすべてを黄金の巨人に変える力』を得ました。
ナベツネはその魔法の力で望みどおりに他国の有能な選手を黄金の力で呼び寄せて、
強打者ばかり並べた子供じみた発想のチームをつくり、『勝つこと=良い野球』という詭弁を使って
人々を洗脳しようとしましたが、フルタという勇気のある燕屋の男を中心に反発する者が出てきて
民衆たちが目を覚ましてなかなか思いのままになりません。
濁ったナベツネは元々国にいたニシやヨシノブという侍魂を持っていた者たちに檄を飛ばした時に誤って触ってしまい黄金に変えて無表情にしてしまい、さらに人々を失望させました。
これにはとうとう神様も怒ってしまい、戒めるためにナベツネの耳をロバの耳に変えてしまいました。
これで普通なら自分の浅はかな行いを後悔するはずなのでしょうが、
「まだまだ黄金の巨人にするには、支配力が足らん。
金が好きな女房がいる谷という者やカブレラという力自慢の者を連れて参れ」
と、まるで懲りていません。
どうやらロバでなく馬の耳だったようです。

と、ギリシャ神話「王様の耳はロバの耳」の話をベースにブラックジョークを創ってみましたが、
冗談で終わりそうもないからイヤですね。