後は野となれ山となれ

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芸術家 岡本太郎氏の詩に「駄目なら駄目人間でいいと思って、駄目なりに自由に、制約を受けないで生きていく。そうすれば、何か、見つけられるチャンスがおのずからひらけてくる。決意するのだ。よし、駄目になってやろう。そうすると、もりもりっと力がわいてくる」がある。

この言葉は自分には才能があると思って挑戦したことでも、実際にやってみると必ず力不足していることがわかってくる。いくら事前にリサーチして取り組んでも、現実を目の当たりすると簡単にできないことばかり。百聞は一見しかず。それなりのことしかできない。なぜならこれまでの「良い」にこだわって、新しい冒険しようとせずに臆病になっている。世間体を気にして在り来たりのまま、上手くやっているように見せかけて、本気で課題に取り組もうとしていない。いつの間にやら心が縮まってネガティブな発想に陥っていないのだろうか。

つまり結果に捉われ過ぎてはいけない。今の自分の実力をありのままに受け止めること。失敗を恐れずにありのまま思い切りやっていくのだ。結果ではなく過程こそが大切なのだから、例え結果が出なくても開き直ってやり続けていく。とにかく一生懸命に努力していくこと。下手でもどんどんやっていったら上手くなれる。駄目だと素直に思うことでリラックスしてやれることもある。実力は如何なる手段でも鍛えられる。だから何かをきっかけに前を向いていくこと。なんでもチャンスになると柔軟に考えて頑張っていけばいいのだ!