我以外皆我師

韓非子思想書に「知っていても知らないふりで質問すると、知らないことまでよく分かる。一つのことを深く知ると、隠されていた多くのことを知ることが出来る」と言う名言がある。

私は何かに夢中になっている人と話す時は聞き役に徹するようにしている。例えこちらが知ってることでも、できる限り口出ししないようにする。なぜなら、誰でも夢中になれることはよく勉強している。刺激的な話題がいくつも出て楽しくなれる。さらに世代が違えば、いろんな追い求め方に触れられて、その流儀に新鮮なものを感じるからだ。

いわゆる知らないことは恥ずかしいことではない。新しいこととの出会いを思いっきり楽しんだらいい。肩肘を張って生きるよりも素直に生きた方が自由である。本当にわからないと思った時は、やせ我慢しないで教えてもらうことが大切だ。要するにつまらないプライドを持たずに、我以外皆我師にしていって、いつも学ぶ姿勢を持ち続けていきたい。