気配

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今年、ギャラリーで多々あった会話の中で最も印象の残ったのは、

ある美術家との方が「美術は後ろ頭で感じられる世界ですよね」という言葉で、

これは目や耳や手などの触覚ではなく、文明社会の中で衰えた「気配」を感じる力を使い

美術作品を鑑賞したら子供のように壁がなく素直に鑑賞できるのではないかというのです。

これは私が大好きなスポーツ鑑賞でも同じことが言えて、

不思議にチャンスやピンチは予感できてしまうのも気配を感じているからで、

おそらく、気配があったからこそ、マルコポーロやザビエルなどの

異国の人が上陸しても、言葉は通じなくても気配で要求することなどがわかったのではないでしょうか。

ちなみに来年はどんな年なるのかという気配はまだまだ未熟なので言いきれませんが、

日々を積み重ねて良き年にしたいと考えておりますので、

どうか来年もよろしくお願い申し上げます。

それでは良い年を!!!