応援一直線

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気が付けば30年を越える応援生活。最初は周囲にサッカーの話ができる人も
 
いなければ、ゲーム情報もないし、選手の名前もわからない。だからゲームを
 
見る時はいつもピッチに近づいては耳を澄ませて選手名を聴いては覚えていた。
 
なんとも孤独で暗い行動だが、本人的にはポジティブな気持ちで楽しんでいだ。
 
それから高校選手権出場が続く頃からは大会ガイドブックを買って学んだ。
 
後だしジャンケンのように後から知るもろもろの情報。それでも有り難かった。
 
2年生以下の選手は来年も残るから次の年の観戦にも生かすことができた。
 
そして、10年前くらいからは情報を提供してくれる人にめぐまれていく。
 
学校の先生、寮母さん、父母会の方々など、こつこつと輪が広がった。
 
サッカー部を取り巻く人々がどアホウに気が付いてくれたからだろう。
 
ちなみに初めて父母会の皆様と応援してのは画像のゲームだった。
 
この頃、いつもセンターサークルの近くで応援していたのだが、ハーフタイムに
 
親しくなった方々に挨拶へ行ったら「一緒に応援しましょう」という具合になった。
 
これまで経験したことのない場所。しかし、選手たちもスタンドで応援する人々も
 
同じ目的地を目指してる戦っているからすぐに打ち解けて勝利へ燃えた。
 
後半終了間際に起死回生の同点ゴール、さらに延長後のPK戦で勝った瞬間。
 
蜂の巣をつっついような喜びの輪に入れてもらって感動を味わうことができた。
 
この日から応援スタイルは大きく変わった。ようやく入口へ辿り着いた。