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遊園地に巨大迷路がありますよね。上のほうから見ればいまどこにいるのか、
どっちへ進めば出口にたどりつけるのか一目瞭然ですが、中にいると見当たらず
同じところをグルグル回っていたりします。
 
人生もそれと一緒で、本人は一生懸命なんだけど、同じところをグルグル回っている
感じがすることがあって、でもそこで「なにくそ」と、もう1回やってみるか、
「もういいや」と諦めるかで大きな違いが生まれます。
 
                                     王貞治
 
一般的な学校の部活では練習する時はランニングから始める。
 
これは基礎体力の向上やケガをしないための準備運動のために行うのだが、
 
さらにもう1つ、練習へ臨む気持ちを盛り上げるためにやる儀式だろう。
 
気持ちを高めていき、集中力を上げ、戦闘モードへシフトチェンジするのだ。
 
美術でも気持ちを入れていくことから始まる。ランニングはしなくても
 
本を読んだり、音楽を聴いたり、デッサンなどで同じようなことをしている。
 
どうやって「気」と付き合えるのか。それが問題なのだろう。