2012-01-01から1年間の記事一覧

生き方

人間は精神と肉体でできています。 心は閉じずに素直に開き、身体は勇気をもって行なう。 この二つで積極性が湧いてきて、ものごとが進められるわけです。 積極性を重ねることが「継続力」となり、それが信頼の獲得へとつながる。 その先で、もしかしたら愛…

教訓

日曜日の決勝戦を取材していた新聞記者の友人のS君に会った。 S「残念でしたね。あのPK判定は目の前でしたよ。ボールへ行ってセーフでしたが、 レフリーは見えづらかったから倒れた事実を重視して判断したのでしょうね。 これは一生懸命やった結果なの…

一期一会

教養とは知識の量ではなく、 知識を組み立て使いこなすこと 鷲田清一 昨日、年1度の山大美術教育の3年生を対象とした授業を行いました。 今年は8名。面識がある学生さんもいたので、それなりにリラックス。 この日のために若者たちから学生が喜びそうな…

吟味

夕方、仕事帰りの義兄からこのたびの決勝戦のDVDをもらった。感謝! でもしばらくは塩漬け。悔しさが落ち着くまで、フラットな気持ちになるまで、 期限を決めずに待つことにしよう。戦いぶりを目に焼き付けるのはそれからだ。 勝敗は何度見ても変わらな…

ケイリンか?

要するに3通りしかないんだよね ひとつはね、強いやつについていく もうひとつは逃げる 三つ目は独りで闘う 伊集院静 私が通っていた高校のすぐ隣りには競輪場があった。 1年生の頃は部活帰りとレース終了が重なる土曜日が鬼門。 おそらくオケラになって…

一夜明けて

決勝戦から一夜、午前中からお会いする方々に「残念でしたね」 と、労わりのお言葉をご頂戴する。まずは感謝!感謝!そして、 「応援をありがとうございます。選手たちはよく頑張ってくれました。 きっと、この悔しさを糧にサッカー部は大いに努力していき…

みかん場所

テーブルがあって 椅子があって 果物の鉢とバイオリン 幸せな気分に浸るのに、他になにがいるだろうか アインシュタイン 子供の頃、自分たちで遊びを作らなければいけなかった。 テレビゲームやパソコンなど、便利な遊び道具のない時代。 暇な時間をどう過…

繋がっている

高川学園サッカー部の選手諸君、父母や関係者の皆様、お疲れさまでした。 勝敗は釈然としない判定から決まってしまい、残念な結果になりました。 あの場面、バックスタンドから見れば、プレーには問題ないことは明らかですが、 レフリーが立っていた位置か…

必勝不敗

この1週間は、たった1週間だったのか。 それとも、されど1週間もあったのか。 戦いの準備はこれで十分なのか。 それとも準備はまだまだ足りないのか。 勝負は、ちょっとした心の動きが積み重なって紙一重の差になる。 これは選手たちだけでなく、応援す…

バネ

総体予選での悔しさをバネにしてここまで頑張ってきました。 連覇に向け、チーム一丸となって全力で戦います。 熱い声援を宜しくお願いします。 渡邊光一郎:高川学園サッカー部監督 上記の言葉は今年の選手権県大会のパンフレットに記載されたコメント。 …

賽は投げられた

成功したいなら簡単だ 自分のやっていることを知り、愛し、信じることである ウィル・ロジャース(コメディアン) ただいま、新聞記者の若い友人に頼まれて電話取材を受けました。 今日、本当に解散するみたいですね。あたしゃ~、「16日」しか総理が 言わ…

冒険

高校サッカーは常に美しい未来への冒険である。 自分たちの夢へ向かって努力していく選手たち。 その夢を観る者、応援する者も叶えたくなっていく。 選手たちのワクワクドキドキは、スタジアムの中で、外にも広がる。 幸せな時間を探し求めて、幸せな時間の…

昨日の夕方、時間が少し空いたので近くの県立図書館へ行った。 理由は来週火曜日に山大美術教育の3年生8名にお話するための資料を求めて。 年に1度の行事。今年で4回目となるので、かなり落ち着いている。 これもこの1年間に多くの美術家と対話したお…

公文知洋子&てご屋の手しごと2012展

裂織工芸家の公文さんと、てご屋さんによる作品展です。 テーブルセンターやカバン、ストールなど、日常に用いる作品から フェルトの小物作品まで展示いたします。 どうかお越しをお待ちしております。 公文知洋子&てご屋の手しごと2012展 会期 2012年11月…

伝統の力

1983年、高校サッカー選手権大会の出場校は各都道府県代表制になった。 それまでは西中国地区大会(山口、島根)などで代表校が決められていたため、 昨年度までの90回大会の中で山口県から出場したのは延べ46校。その内訳は 高川学園 21回、山口 19回、小…

光景

1歩、1歩、こつこつと出来ることを忠実にやる 目立たなくて、つまらないようなことへも集中力する 地味でわかりにくいが、よくよく見ればよく鍛えられている それぞれが自分たちのできる力を出し続けて戦っている ちなみにこれが準決勝で母校と対戦したチ…

進む

サッカーが好きだからやる みんなサッカー部へ入る時にそう誓ったはずだ どんなサッカーがやりたいのか チームの一員として何ができるのか グランドの中には、たくさんの答えが待っている 才能は素質もあるけど、努力して実ることが多い 人生で一番、心も身…

常識

常識とは一般社会で「当たり前のもの」としている価値観、知識 、判断力のこと。 それならば高校サッカーの常識とは、その時代において強いチームの戦い方だ。 これまでの歴史では強いチームと呼ばれるものが中心。そのスタイルこそが 時代の先端だと考えら…

精神一到

4日の日曜日、高校サッカー選手権の各地区の決勝戦が全国7カ所で行われた。 この内、高円宮杯EAST4位の青森山田は、準決勝までシードされたように 圧倒的な力を発揮して代表校へ。さすが青森山田と言うべきことなのでしょう。 しかし、残り6地区の決勝…

イラストレーター2人展

本日、山口新聞に記事が掲載されました。 それぞれの個性で描かれた作品をどうかご覧ください。 尾崎眞吾&中野寿子2人展 会期 2012年11月7日(水)~12日(月) 時間 11:00~19:00

欠片

記憶の欠片という言葉がある。 ハッキリとは思い出せないが、ごくわずかに核となるポイントを覚えていること。 私はサッカー部を在学中から応援しているから記憶の欠片がたくさんある。 来る年も、来る年も、ひたすら応援していく内にだんだんと自然に増え…

3年生

昨年度、プリンスリーグのゲームでのこと。 試合中に負傷交代した2年生がベンチの横で足を抱えて痛がっていた。 そこへゲームへ出ていないバックアップの3年生が近づいて声をかける。 私がいるスタンドから離れていたため、どんな会話なのかはわからない…

グランドマザー

先日、サッカーの応援へ行った時に懐かしい方と出会った。 かつて寮の守をされていて、たびたび一緒に応援していた方だ。 実はかなり長い間、たった一人で応援していた。 それはサッカー部のOBでもないし、身近にサッカー部の関係者もいない。 さらにネッ…

すべての人を少しの間騙すことはできる。 一部の人をずっと騙すこともできる。 しかし、すべての人をずっと騙すことはできない。 リンカーン 近年、こんな山口ローカルでも怪しい自称美術家を目にする。 ハッキリ言って作品は評価に値しないが、言葉巧みに…

未完の大器

「未完の大器」とは、将来にチャンスがあるや磨けば光る原石のこと。 完成されてないがゆえに未来があって、成長していく姿に希望がある。 私が応援生活から離れられないのは、「未完の大器」たちと出会えるからだ。 必死に、懸命に、ボールを追いかけてレ…

尾崎眞吾&中野寿子2人展

明後日から尾崎眞吾氏(長門市)と中野寿子さん(山口市)による イラストレーター2人展を開催いたします。 尾崎氏はこの夏に金子みすゞの詩から思い浮かべた水彩画をまとめて出版された 「みすゞと海」(二元社)の原画を出品。中野さんは身近にある野菜…

高校サッカーとは

高校世代のサッカーには高校とクラブユースという2つの道がある。 Jリーグなどが運営するクラブユース選手の基本目標はプロ選手になること。 少数精鋭でエリートたちが集まり、恵まれた環境の中でトレーニングする。 もちろん、チームとして勝つことも目…

わ!

平和は芸術の保母である シュイクスピア 「桑迫賢太郎 絵画展」の最終日。 今回4回目の上演になったオリジナルの紙芝居は何度見ても良いものです。 彼独特の抑揚ある語り方は優しく感情に響かせて心が潤ってきますね。 また、来年ここで開いて、みんなを平…

一心

秋空の下、サッカーボールの行方を見つめている。 あっという間に1年経って、今年もついに始まった大会。 昨年、4年ぶりに選手権出場を果たした母校サッカー部。 決勝戦の決勝ゴールは本当に劇的だった。 延長後半のロスタイム。負傷者が出て、ピッチの選…

これが今なんだよ!

若者たちが信じていることに理由はいらない。 明確な理由や根拠を求めるのは想像力をなくした大人の戯言。 思ったとおり、ひらめいた直感のまま、生きればいいのだ! 新しいアイディアで大人の知らない世界を築いていくのが使命だ。 だから期待どおりではな…